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S/4HANAのMM設定④:MM初期期間(OMSY)・MRP工場パラメータ(OMI8)・MRPの活性化(OMDU)

MRPを動かすためのパラメータを設定します。MMの初期期間(OMSY)、MRP関連の工場パラメータ(OMI8)、MRPの活性化(OMDU)、計画実行の番号範囲(OMI2)を解説します。

公開日:2026-10-10

この記事のポイント

  • OMSYでMM転記の初期期間(開始期間)を設定する
  • OMI8でMRP関連の工場パラメータを設定する
  • OMDUでMRPを活性化し、OMI2で番号範囲を定義する
MMの初期期間設定の画面(OMSY)
OMSY:会社コードのMM転記開始期間を設定する画面

WHAT MRPを動かすための4つの設定

所要量計画(MRP)を運用するには、事前にパラメータの設定が必要です。本資料では、①MMの初期期間(OMSY:会社コードのMM転記開始期間)、②MRP関連の工場パラメータ(OMI8)、③MRPの活性化(OMDU:プラントでMRPを使用可能にする)、④計画実行の番号範囲(OMI2)を設定します。これらは品目マスタのMRPビューやMD03(MRP実行)が正しく動くための前提です。

POINTS MRPパラメータの設定手順

  • ① MMの初期期間の設定(OMSY):会社コードでMM転記を開始する期間を設定する
  • ② MRP関連の工場パラメータ(OMI8):在庫管理・所要量計画に関する工場レベルのパラメータを設定する
  • ③ MRPの活性化(OMDU):対象プラントでMRP機能を活性化する
  • ④ 計画実行の番号範囲(OMI2):MRP実行(計画オーダー)の番号範囲を定義する

INSIGHT MRP活性化と番号範囲の関係

MRPを活性化(OMDU)しないと、MD03でのMRP実行ができません。また計画オーダーの番号範囲(OMI2)が未設定だと、計画オーダーが発番されません。初期期間(OMSY)は、転記開始前に過去期間を設けることで、遡及転記を可能にします。MRPのパラメータはプラント単位で管理されるため、複数プラントではプラントごとに設定します。MRPの実行・確認手順はMRP実行と購買プロセス:MD03からMIROまでで解説します。

FAQ よくある質問

OMSYの初期期間とは何ですか?

会社コードでMMの転記を開始できる期間です。導入時は過去数期間を解放しておくと、移行データの遡及転記ができます。

MRPを活性化しないとどうなりますか?

MD03(MRP実行)が実行できません。プラント単位で活性化(OMDU)が必要です。

計画オーダーの番号範囲はなぜ必要ですか?

MRP実行で生成される計画オーダーに番号を振るためです。未設定だと発番エラーになります。

出典・参考

※本記事は上記の公開情報をもとに、アラディンテクノロジー株式会社編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-10-10)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。

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この記事について

執筆

アラディンテクノロジー株式会社 編集部

SAPコンサルティングとAI活用の現場知見をもとに、基幹業務のスマート化に役立つ情報をお届けしています。

監修

劉 瑞(リュウ ズイ)

代表取締役社長。SAP ABAP開発からコンサルティングまで15年、来日20年弱。「SAP×AI」の融合による価値創造に注力しています。

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