この記事のポイント
- マテリアルグループ(OMSF)は品目の広い分類(購買レポートの集計単位)
- プランニングマージン(OMDC)はMRPの余裕日数を設定する
- OMR2で税コードのデフォルトを設定すると伝票入力が楽になる
WHAT 品目マスタ作成前の基本設定
品目マスタを作成する前に、品目を分類するマテリアルグループ(OMSF)や、MRP実行時の余裕日数を決めるプランニングマージン(OMDC)、工場レベルの在庫関連パラメータを設定します。本資料では、在庫予約のパラメータ、自動で在庫場所ビューを作成する設定(OMB2)、税コードのデフォルト(OMR2)なども含めて、品目マスタを快適に運用するための下準備を行います。
POINTS MM設定③の手順
- ① マテリアルグループの定義(OMSF):購買レポートや見積依頼の集計単位になる分類を定義する
- ② プランニングマージンの定義(OMDC):発注リードタイムや受入時の余裕日数(プランニングマージン)を設定する
- ③ 工場・在庫関連の工場パラメータ:在庫予約の管理や、自動で在庫場所ビューを作成する設定(OMB2)を行う
- ④ 税コードのデフォルト(OMR2):発注書・入荷・請求書照合で使用する税コードのデフォルト値を設定する
INSIGHT 基本設定が品目マスタ運用の「手間」を決める
OMB2で「自動で在庫場所ビューを作成」を有効にすると、品目マスタ作成時の在庫場所ビュー入力が省略できます。OMR2で税コードのデフォルトを設定すると、伝票ごとの税コード入力を減らせます。プランニングマージンはMRPの計画精度に直結するため、調達リードタイムの実態に合わせて設定しましょう。マテリアルグループの分類は、後の購買分析レポートの粒度になるため、部門や費目体系と整合させます。
FAQ よくある質問
マテリアルグループは何に使いますか?
購買レポートの集計や見積依頼・発注書の分類に使います。品目タイプより広い分類です。
プランニングマージンとは?
発注から入荷までのリードタイムに加える余裕日数です。MRPはこの余裕を見込んで発注日を計算します。
OMR2で何を設定しますか?
発注書・入荷・請求書照合などで使用する税コードのデフォルト値を設定します。
出典・参考
- S4 模块配置(SAPモジュール設定研修資料・216ステップ) https://www.aladdin-techec.com/blog/sap-module-config-overview.html
※本記事は上記の公開情報をもとに、アラディンテクノロジー株式会社編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-10-10)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。