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S/4HANAのMM設定③:マテリアルグループ(OMSF)・プランニングマージン(OMDC)・工場パラメータ

品目マスタの基本設定として、マテリアルグループ(OMSF)、プランニングマージン(OMDC)、工場・在庫関連パラメータ、税コードのデフォルト(OMR2)を解説します。

公開日:2026-10-10

この記事のポイント

  • マテリアルグループ(OMSF)は品目の広い分類(購買レポートの集計単位)
  • プランニングマージン(OMDC)はMRPの余裕日数を設定する
  • OMR2で税コードのデフォルトを設定すると伝票入力が楽になる
マテリアルグループ定義の画面(OMSF)
OMSF:マテリアルグループの定義を行う画面

WHAT 品目マスタ作成前の基本設定

品目マスタを作成する前に、品目を分類するマテリアルグループ(OMSF)や、MRP実行時の余裕日数を決めるプランニングマージン(OMDC)、工場レベルの在庫関連パラメータを設定します。本資料では、在庫予約のパラメータ、自動で在庫場所ビューを作成する設定(OMB2)、税コードのデフォルト(OMR2)なども含めて、品目マスタを快適に運用するための下準備を行います。

POINTS MM設定③の手順

  • ① マテリアルグループの定義(OMSF):購買レポートや見積依頼の集計単位になる分類を定義する
  • ② プランニングマージンの定義(OMDC):発注リードタイムや受入時の余裕日数(プランニングマージン)を設定する
  • ③ 工場・在庫関連の工場パラメータ:在庫予約の管理や、自動で在庫場所ビューを作成する設定(OMB2)を行う
  • ④ 税コードのデフォルト(OMR2):発注書・入荷・請求書照合で使用する税コードのデフォルト値を設定する

INSIGHT 基本設定が品目マスタ運用の「手間」を決める

OMB2で「自動で在庫場所ビューを作成」を有効にすると、品目マスタ作成時の在庫場所ビュー入力が省略できます。OMR2で税コードのデフォルトを設定すると、伝票ごとの税コード入力を減らせます。プランニングマージンはMRPの計画精度に直結するため、調達リードタイムの実態に合わせて設定しましょう。マテリアルグループの分類は、後の購買分析レポートの粒度になるため、部門や費目体系と整合させます。

FAQ よくある質問

マテリアルグループは何に使いますか?

購買レポートの集計や見積依頼・発注書の分類に使います。品目タイプより広い分類です。

プランニングマージンとは?

発注から入荷までのリードタイムに加える余裕日数です。MRPはこの余裕を見込んで発注日を計算します。

OMR2で何を設定しますか?

発注書・入荷・請求書照合などで使用する税コードのデフォルト値を設定します。

出典・参考

※本記事は上記の公開情報をもとに、アラディンテクノロジー株式会社編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-10-10)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。

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この記事について

執筆

アラディンテクノロジー株式会社 編集部

SAPコンサルティングとAI活用の現場知見をもとに、基幹業務のスマート化に役立つ情報をお届けしています。

監修

劉 瑞(リュウ ズイ)

代表取締役社長。SAP ABAP開発からコンサルティングまで15年、来日20年弱。「SAP×AI」の融合による価値創造に注力しています。

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