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購買情報レコード(ME11)とソースリスト(ME01):4つの調達タイプと調達先決定の仕組み

「どの仕入先が、どの品目を、どれだけいくらで、どれだけ早く届けられるか」をSAPに持たせるのが購買情報レコード(ME11)、「その品目を調達してよい仕入先」を有効期間つきで管理するのがソースリスト(ME01)です。この2つが揃って初めて、発注書の価格・納期・調達先が自動で決まります。ME11の入力項目から、4つの調達タイプ、ME01/ME05による作成、Fix/Blkによる調達先制御までを図解で整理します。

公開日:2026-11-02読了目安:約10分閲覧数:—

この記事のポイント

  • 購買情報レコードは「品目×仕入先×購買組織/プラント」の3要素で価格・納期・納入計画を持つ台帳。情報カテゴリは標準・外注・パイプライン・預託の4分類
  • ソースリストは有効期間つきの調達元の名簿。Fix(固定)・Blk(ブロック)・MRP関連性の3パラメータで調達先を制御する
  • 作成は手動(ME11/ME01)と自動生成(ME05・MM02)の2系統。既存の数量契約・納入日程表から自動生成するのが移行の定石
  • 2つが揃うと発注書(ME21N)の価格・納期・調達先が自動で決まる。片方だけの現場では、毎回の発注が人手で埋まる
ADTナビゲーター
「情報レコードって、品目マスタか仕入先マスタのどちらの別物ですか?」って聞かれます。どちらも別物です。品目と仕入先を掛け合わせたときの価格や納期をSAPが覚えておくための台帳で、この2つがないと発注書の手入力が減りません。今日はME11の入力項目から、ソースリストによる調達先決定までを一続きで説明しますね

01WHAT 2つの台帳の「隙間」を埋める——購買情報レコードとソースリスト

SAP MMでは、品目の情報は品目マスタ(MM01/MM02)、取引先の情報は仕入先マスタ(XK01、S/4HANAではBP)に分けて持っています。この分業は正しいのですが、現場では「仕入先Aの品目Xはいくらで、何日で届くのか」を毎回誰かが調べ直しています。品目マスタにも仕入先マスタにも持てない、この2つの組み合わせの答えをSAPの側で保持させるのが、購買情報レコード(Purchase Info Record)とソースリスト(Source List)です。

SAP Help は購買情報レコードを「Purchasing の情報源であり、特定の品目を特定の仕入先から供給するための情報を含む」と説明しています。具体的には次のようなデータが入ります。

  • 該当する購買組織またはプラントの現在の価格と条件
  • 最終の発注書番号
  • 仕入先の予定納入時間(納期)
  • その品目が属する仕入先サブレベル

一方、ソースリストは SAP PRESS の表現では「あるプラントの品目に対する調達元の登録簿(register of sources of supply)」です。1行ごとに有効期間・調達元・その期間中のパラメータ(固定・ブロック・MRP関連性)を持ちます。要するに、情報レコードが「価格と納期のデータ」だとすれば、ソースリストは「そのデータを使う資格のある調達元の名簿」です。

情報レコードの4つの調達タイプ(情報カテゴリ)

SAP Help は情報レコードを調達タイプで4分類しています。どのカテゴリを選ぶかは、その品目の「調達の作法」そのものを決めるため、事務作業ではなく設計の判断です。

調達タイプ(情報カテゴリ)何を表すか代表的なケース
標準(Standard)標準発注の情報。マスタの有無にかかわらず、品目にもサービスにも作成できる一般的な消耗品・資材・サービス
外注(Subcontracting)外注発注の受注情報。部品の組立などを外部委託するときの加工価格仕入先に原材料を支給して加工してもらう
パイプライン(Pipeline)配管などを介して供給される品目の価格(油・上水道・電力など)エネルギー・ガス・電力
預託(Consignment)仕入先が自己負担で買い手側の地点に在庫を持ち、引き取り時に支払う価格置台で管理する試料・消耗品

この4分類は、MM の「特殊調達・特殊在庫」という考え方と深くつながっています。預託・外注・パイプラインは、在庫の置き場所も入庫・発注の扱いも通常品目とは異なります。実運用では、特殊調達/特殊在庫の設定とセットで調整されます。特殊調達・特殊在庫の仕組みは特殊調達・特殊在庫とは?預託・外注・パイプライン・在庫転送の仕組みで解説しています。

購買組織レベルとプラントレベル——どちらで持つべきか

SAP Help は「An info record can apply to a purchasing organization or a plant.」と明記しています。つまり情報レコードは、購買組織単位でもプラント単位でも作れます。実務では次の考え方で役割を分けて運用します。

  • 購買組織レベル:全拠点で共通の価格・条件を持たせたいとき(グループで交渉した長期価格など)
  • プラントレベル:拠点ごとに納期や輸送条件が違うとき(ローカル調達品、遠隔地の物流費など)

品目マスタの購買ビューに「購買情報レコードの更新可否」を設定し、情報レコードで価格を更新する運用にするか、伝票の実績をそのまま使う運用にするかを先に決めておくのが順序です。品目マスタの入力項目は品目マスタ作成(MM01):ビューの選択と入力項目を「3つの階層」で理解するを参照してください。

品目マスタと仕入先マスタの隙間を埋める購買情報レコードとソースリスト 品目マスタと仕入先マスタはそれぞれの情報しか持たないため、その組み合わせを購買情報レコードが価格・納期として保持し、ソースリストが調達元の名簿として働き、両者のデータが発注書作成時の価格・納期・調達先に反映されるデータフロー。 品目マスタと仕入先マスタの「隙間」を埋める2つのレコード 品目マスタ(MM01/MM02) 物とその使い方:品目番号・品目タイプ・単位・購買ビュー 「何を・どの拠点で・どう使うか」を持つ 品目マスタ:マテリアルマスタ 仕入先マスタ(XK01/BP) 相手の情報:名称・住所・支払条件・購買グループ 「誰と取引するか」を持つ BP:Business Partner(S/4HANA) この組み合わせは どちらにも 持てない 購買情報レコード(ME11) 品目 × 仕入先 × 購買組織/プラント の3要素で管理する台帳 ・現在の価格と条件/純価格・通貨・納入計画 ・最終発注書番号/仕入先の予定納入時間 ・情報カテゴリ:標準/外注/パイプライン/預託 EINA / EINE / EINM ソースリスト(ME01/ME05) ・有効期間内の「登録済みの調達元」名簿 ・Fix(固定)/Blk(ブロック) ・MRP関連性(1/2) EORD 価格・納期/調達先候補を供給 購買依頼(ME51N) 数量・納入日・購買グループ ME51N 発注書(ME21N) 価格・納期・調達先が自動で載る ME21N 入荷・請求 実績が価格情報として戻る MIGO / MIRO ★ 2つのレコードが揃って初めて、発注書に「正しい価格・納期・調達先」が自動で乗ります 片方しか無い現場では、毎回の手入力と伝票ごとの価格ゆれぎが常態化します
図1:品目マスタ・仕入先マスタの隙間を埋める購買情報レコードとソースリスト
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情報レコードは「任意」——でも「人手が増える」になる

情報レコードはなくてもSAPは動きます。ただしその場合、発注書の純価格・通貨・納入計画・最短納入量は毎回の手入力になり、価格改定の反映が伝票単位に散らばります。SAP の購買ベストプラクティスでは、発注書作成の既定値をSAPに持たせるために情報レコードを用意するのが定石です。「作るか作らないか」ではなく「誰が・どの単位で・どう更新するか」を決める設計問題です。

02POINTS ME11:情報レコードの作成手順——入力項目ごとの意味

ME11 の画面は項目が多く、最初の一回で全部理解しようとしなくてかまいません。「誰・何を・どの拠点で」=3要素を先に決め、そのあとで価格と納期を入れます。順番を固定すると、入力漏れが起きにくくなります。

  1. ME11 を起動する——ロジスティクス⇒資材管理⇒購買⇒マスタデータ⇒情報レコード⇒作成(TCode:ME11)。変更は ME12、照会は ME13、参照一覧は ME14/ME16 です。
  2. 仕入先番号と情報カテゴリを選ぶ——仕入先番号(S/4HANA では Business Partner 番号)と、情報カテゴリ(標準/外注/パイプライン/預託)を指定します。ここで「調達の作法」を確定させます。
  3. 購買組織・プラント・品目番号を決める——この3つが「誰が・何を・どの拠点で」の実体です。情報レコードのキーはこの組合せで一意になるため、同じ品目・仕入先の組合せに2件の情報レコードは作れません(情報カテゴリが違えば別のレコードになります)。
  4. 価格と納期を入れる——純価格・通貨・納入計画(納期日数)・最短納入量などの項目を入力します。ここに入れた値が、発注書(ME21N)の既定値になります。
  5. 催促(Reminder)を設定する——1st/2nd/3rd Reminder に日数を入れます。納期が過ぎたときにSAPが自動的に通知。同じ催促日数を多条の情報レコードで使い回すと通知が溢れます。
  6. メモを書いて保存する——情報レコードメモに「○年○月契約・最短3日・価格改定条件」など、根拠を1行残します。後から見た人が「なぜこの値?」を答えられます。
ME11 購買情報レコード作成画面の入力項目とそれぞれの意味 ME11の画面には仕入先番号、購買組織とプラント、品目番号、情報カテゴリ、純価格と通貨、納入計画と最短納入量、催促の設定項目があり、右側にそれぞれの役割が説明されている。 ME11:購買情報レコード作成(Purchase Info Record: Create) Purchase Info Record: Create(ME11) ① 仕入先番号 0000100123 (BP番号/仕入先マスタで選択) ② 購買組織 1000 プラント 1000 ③ 品目番号 0000000123 (品目マスタで選択) ④ 情報カテゴリ(情報タイプ) Standard / Subcontracting / Pipeline / Consignment 標準 外注 パイプライン 預託 ⑤ 純価格 1,250 通貨 JPY 納入計画 10 日 最短納入量 1 EA ⑥ 催促(Reminder):納期を過ぎたときに自動通知 1st 7 2nd 14 3rd 21 情報レコードメモ 根拠・契約番号・改定条件を1行で残す 保存(Ctrl+S) ① 仕入先番号 誰から買うか。S/4HANA では Business Partner 番号を指定 ② 購買組織/プラント 価格と納期を評価する単位。 SAP Help は「購買組織または プラントのいずれかに適用」と 明記している ③ 品目番号 何を買うか。品目マスタとの 組合せで1レコードになる ④ 情報カテゴリ 標準/外注/パイプライン/ 預託の4分類。調達の作法 そのものを決める ⑤ 価格・納入計画 ここに入れた値が発注書の 既定値になる。納入計画には 「標準納入日数」と「固定納入日」 の2種類がある ⑥ 催促(Reminder) 納期超過時の自動通知日数 ※ 図は SAP GUI 画面をもとにした解説用の模式図です
図2:ME11 の入力項目と、それぞれの項目が「何を決めるか」
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情報レコードは「伝票から」作ると速い——Info Update を使う

見積・納入日程表・契約・発注書には Info Update(情報更新)フィールドがあり、「情報レコードを更新する」ことを指定して伝票を保存すると、その伝票の情報が自動で情報レコードに作成・反映されます。新規に ME11 を使うより、実運用の伝票を起点に情報レコードを整えるほうが、現実の価格・納期に一致します。

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納入計画には「標準納入日数」と「固定納入日」の2種類がある

納入計画に標準納入日数を入れると、発注書の希望納品日は工場暦(factory calendar)を使って自動計算されます。一方固定納入日を入れる場合は「指定日に必ず届けさせる」条件になり、定常的な供給には使えません。両者を混在させると、納期の信頼が立つ前に発注が止まることがあるので、品目ごとにどちらの運用かを決めてください。

03INSIGHT ME01/ME05:ソースリストで調達先を決める

情報レコードが「価格と納期」を持つのに対して、ソースリストは「その品目を供給してよい仕入先」を拘束します。SAP PRESS によれば、ソースリストにおける調達元の識別方法は2つあります。仕入先番号のみで示す場合が情報レコード、仕入先番号+基本契約番号+契約項目で示す場合が数量契約・納入日程表です。

実際に調達先を制御するのは、各レコードに持たせる3つのパラメータです。SAP GUI ではチェックボックス、Fiori の「ソースリスト管理」アプリではドロップダウンで設定します。

パラメータ意味運用上の注意
Fix(固定)その有効期間に、この調達元を自動選定する同一カテゴリ(情報レコード/契約項目)につき固定できるのは1つだけ。情報レコードと納入日程表項目の両方を固定した場合は納入日程表が選ばれる
Blk(ブロック)その有効期間に、この調達元を使わないこの期間はこの調達元の発注書も購買依頼も作成できない。Fix とは同時に指定できない
MRP(材料計画)MRP実行時にこの調達元を使うかどうか1=購買依頼に割当/2=納入日程表の納入スケジュールを生成(2は納入日程表のときのみ有効)

作成方法は3通りあります。1つ目は手動作成(ME01)、ロジスティクス⇒資材管理⇒購買⇒マスタデータ⇒ソースリスト⇒管理から、品目とプラントを指定して期限・仕入先・購買組織を入力します。2つ目は自動生成(ME05)で、数量契約・納入日程表・購買依頼・発注書などの伝票から一括でソースリストを作ります。3つ目は Fiori アプリ(ソースリスト管理/ソースリスト生成)での運用です。移行案件では、既存の契約から ME05 で生成し、手作業で不足分だけ ME01 を補う進め方が最も効率的です。

もう1つのスイッチが、品目マスタの購買ビューにある「ソースリスト必須」フィールドです。これをオンにすると、その品目はソースリストに登録された調達元からしか発注できません。必須化したリストは、品目単位でもプラント単位(カスタマイズ)でも強制できます。SAP PRESS は「必須化したソースリストは承認済みの調達元リストとして機能し、リストに無い仕入先からは発注できない」と説明しています。「誰から買ってよいか」をSAPが強制する、という点が実務上の価値です。

この3つの仕組みは、S/4HANAの仕入先マスタは BP が入口——CVI連携と旧Tコード(XK01)の位置づけで説明した仕入先マスタと、そして購買組織・購買グループの定義方法:OX08・OME4の設定手順の購買組織・購買グループが前提になります。情報レコードは「品目×仕入先」、ソースリストは「品目×プラント×期間」という軸で管理されるため、2つの台帳を別の担当が別々に作ると、参照の前提がずれてきます。

ADTでは、MM のマスタ設計と移行データ整備を一体で支援しています。情報レコードとソースリストは数が取胜るデータで、既存伝票からの自動生成(ME05・Info Update)とLSMWによる一括登録・整合性チェックを最初に設計すると、手入力が減り移行後の価格精度が上がります。

ソースリストを使った調達先決定の流れと3つの前提 購買依頼からソースリストを経て調達先が決定され、発注書が作成される流れ。ソースリストのFix、Blk、MRP関連性の3パラメータの説明と、情報レコードや基本契約項目が存在することなどの前提条件。 ソースリストによる調達先決定——「誰から買ってよいか」をSAPに決めさせる 購買依頼(ME51N) 品目・数量・納入日 「誰から買うか」を未定 ME51N ソースリスト(ME01/ME05) 有効期間内の「登録済みの調達元」に絞る Fix(固定):常にこの調達元を選ぶ Blk(ブロック):この期間使わない MRP:1=購買依頼/2=納入日程表 FIX と BLK は同時には指定できない 調達先を決定 → 発注書(ME21N) 情報レコードの価格・納期を反映 ソースリスト経由で自動決定 ME21N ★ ソースリストが効くための3つの前提 ① 調達元の実体があること 情報レコード、または数量契約・ 納入日程表(ME31K/ME31L) のどちらかが存在すること ② 同じ組合せで登録されていること 品目・プラント・購買組織の 組合せが一致していること (軸がずれると参照されない) ③ 必須化のスイッチ 品目マスタの購買ビュー 「ソースリスト必須」または プラント単位のカスタマイズ 必須化すると、リストに無い仕入先からは発注できません=「承認済み調達元リスト」として機能します
図3:ソースリストによる調達先決定と、発注の自動化が効くための3つの前提
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裏側のテーブル名——データ移行や帳票設計で使う

購買情報レコードは EINA(一般データ)、EINE(購買組織データ)、EINM(催促)に、ソースリストは EORD に格納されます。移行ツールや BI レポートの設計で「情報レコードの台数」を数えるときは、この4テーブルを起点にすると集計が速くなります。

ADTナビゲーター
まとめると、情報レコード=「いくらで・いつまでに」、ソースリスト=「誰から買ってよいか」。この2つを同じ品目・同じプラントで揃えることが、購買の自動化のゴールです。最初の設計で迷わず済みますよ

まとめ

  • 購買情報レコードは「品目×仕入先×購買組織/プラント」の3要素で価格・納期・納入計画を持つ台帳
  • 情報カテゴリは標準・外注・パイプライン・預託の4分類。SAP Help の定義に沿って選ぶ
  • 情報レコードは任意だが、未整備なら発注書の価格・納期が毎回の手入力になる
  • ソースリストは有効期間つきの調達元名簿。Fix(固定)・Blk(ブロック)・MRP関連性で制御する
  • 作成は手動 ME01 と自動生成 ME05(契約・伝票から)の2系統。移行は後者が基本
  • 「ソースリスト必須」を立てると、リスト外の仕入先からは発注できなくなる

出典・参考

※本記事は上記の公開情報をもとに、アラディンテクノロジー株式会社編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-11-02)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。Tコード・メニューパス・テーブル名はオンプレミス/Private Editionの標準機能に基づく一般情報です。

04FAQ よくある質問

ADTナビゲーター
情報レコードとソースリストは、導入時にいちばんよく聞かれる質問をまとめました。実際の運用判断のヒントにしてください
購買情報レコードは必須ですか?

必須ではありません。ただし価格や納期条件を自動で反映させるには強く推奨されます。情報レコードがない場合、発注書の価格・納期・納入計画は毎回の手入力になり、価格改定が伝票ごとに散らばります。

情報レコードの調達タイプ(情報カテゴリ)は何を選べばいいですか?

通常の購入は標準、部品を支給して加工してもらう場合は外注、パイプライン供給(油・ガス・電力など)はパイプライン、仕入先が自分の費用で置いた在庫から引き取る場合は預託を選びます。実運用では特殊調達(特殊在庫)の設定とセットで扱います。

ソースリストと情報レコードの違いは?

情報レコードは「品目×仕入先」の価格・条件・納期のデータ、ソースリストは「有効期間内の品目について、どの調達元を候補として認めるか」の名簿です。両方を設定すると、購買依頼から発注書作成時に調達先が自動決定されます。

情報レコードの価格は自動で更新されますか?

見積・納入日程表・契約・発注書にはInfo Update(情報更新)フィールドがあり、ここを指定して保存すると、その伝票の情報レコードが自動的に作成・更新されます。改定価格の発注続手を反映させる運用によく使われます。

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この記事について

執筆

アラディンテクノロジー株式会社 編集部

SAPコンサルティングとAI活用の現場知見をもとに、基幹業務のスマート化に役立つ情報をお届けしています。

監修

劉 瑞(リュウ ズイ)

代表取締役社長。SAP ABAP開発からコンサルティングまで15年、来日20年弱。「SAP×AI」の融合による価値創造に注力しています。

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