システム構成や技術選定の会話には、クラウドとデータ・AIの用語が欠かせません。本記事では、アーキテクチャと技術トレンドの13用語を解説します。
クラウドサービスモデル
SaaS(Software as a Service)— ソフトウェア型サービス
ソフトウェアをインターネット経由で提供する形態です。導入や運用の負担が少なく、代表例にメールやグループウェアがあります。
PaaS(Platform as a Service)— プラットフォーム型サービス
アプリケーションを動かすための基盤(OS・ミドルウェア・実行環境)を提供する形態です。開発に集中できます。
IaaS(Infrastructure as a Service)— インフラ型サービス
サーバーやネットワーク、ストレージなどのインフラを仮想環境として提供する形態です。自由度が高く、オンプレミスの移行先として使われます。
XaaS(Anything as a Service)— あらゆるものがサービスに
「何でもサービスとして提供する」という概念です。SaaS・PaaS・IaaSなど、あらゆるITリソースのサービス化を総称します。
システム連携とアーキテクチャ
API(Application Programming Interface)— アプリケーション間の接続口
ソフトウェア同士が機能を呼び出すための仕様や仕組みです。SAPとAIサービスを連携させる際にも使われます。
SDK(Software Development Kit)— ソフトウェア開発キット
特定のプラットフォーム向けのアプリ開発に必要なツール群をまとめたものです。APIを手軽に使うための部品と考えてよいでしょう。
SOA(Service-Oriented Architecture)— サービス指向アーキテクチャ
システムを「サービス」の組み合わせとして設計する考え方です。機能の再利用性を高めます。
MSA(Microservices Architecture)— マイクロサービスアーキテクチャ
システムを小さな独立したサービス群に分割し、それぞれを独立開発・運用する構成です。拡張性と変更のしやすさが特徴です。
データ活用とAI
ETL(Extract, Transform, Load)— データ抽出・変換・取り込み
データを基幹システムなどから抽出し、加工・変換してデータベースに取り込む一連の処理です。データ活用の土台となります。
BI(Business Intelligence)— ビジネスインテリジェンス
蓄積したデータを分析・可視化し、経営判断や業務改善に役立てる仕組みのことです。ダッシュボードやレポートが代表例です。
AI(Artificial Intelligence)— 人工知能
人間の知的な振る舞いをコンピュータで実現する技術の総称です。業務自動化や予測分析など、幅広い用途があります。
ML(Machine Learning)— 機械学習
データから規則性やパターンを自動的に学習するAIの手法です。予測・分類・異常検知などに使われます。
LLM(Large Language Model)— 大規模言語モデル
大量のテキストデータから学習した、文章の生成や理解ができるAIモデルです。社内データを安全に使うにはローカルLLMが注目されています。
まとめ
クラウドからAIまで、技術トレンドの用語は「何を・どう作るか」を決める共通言語です。自社に合う組み合わせを考える際の参考にしてください。
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