SAP FI伝票の税額計算フラグと税抜金額の誤差①
- teis11
- 10月6日
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税額計算フラグの基本動作
仕入先請求書入力画面(Tr-Cd: FB60)で税額計算フラグを選択して会計伝票を入力すると、入力した税込みの請求金額に対して消費税が自動的に計算される。また、計算された消費税額は、明細に金額按分されて、費用の税抜金額が自動的に計算される。
この例では、ヘッダーで税込みの請求金額 100 円、税コード V1(消費税率 8%)を入力、税額計算フラグを選択し、明細には消耗品費として税込金額 100 円を入力している。

この伝票を保存すると、以下のように消耗品費の税抜き金額93円と仮払消費税7円が自動計算されて会計転記される。つまり、税額計算フラグを選択すれば、消費税額を手計算しなくても、SAPが税コードの消費税率を使って自動的計算し、仮払消費税を計上してくれる。




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