この記事のポイント
- プラントは生産・倉庫・配送など活動が行われる組織単位
- 保管場所はプラント内で在庫を物理的に区別する単位
- 作成はOX10(プラント)→OX09(保管場所)の順で行う
WHAT プラントと保管場所の役割
プラント(Plant)は、生産設備・倉庫・配送センター・営業所など活動が行われる組織単位で、会社コードの下に複数設定できます。在庫評価やMRP、生産計画の単位にもなります。保管場所(Storage Location)はプラント内で在庫を物理的に区別する単位で、同じプラント内に複数持てます。すべての在庫データは保管場所レベルで管理されます。
POINTS OX10:プラントの定義手順
- ① IMG⇒Enterprise Structure⇒Definition⇒Logistic General⇒Define, Copy, Delete, Check Plant(TCode:OX10)を選択
- ② 「プラント定義」アイコンから新規エントリを作成
- ③ プラント名・言語・住所(番地・市区町村・国・地域・郵便番号)を入力して保存する
INSIGHT OX09:保管場所の定義手順
保管場所はIMG⇒Enterprise Structure⇒Definition⇒Materials Management⇒Maintain Storage Location(TCode:OX09)から作成します。まず対象プラントを指定し、新規エントリで保管場所コードと説明を入力して保存します。プラント設計のポイントは、将来の増設や拠点統合も見据えてコード体系を決めることです。在庫評価はプラント単位で行われるため、評価方法が異なる拠点は別プラントにするのが基本です。
FAQ よくある質問
プラントと保管場所はどちらが先ですか?
プラント(OX10)を先に作成し、その後に保管場所(OX09)を作成します。保管場所は必ずいずれかのプラントに属します。
1つの会社コードに複数プラントを持てますか?
はい。複数のプラントを1つの会社コードに割り当てられます(OX18で割当)。生産拠点や倉庫ごとにプラントを分けるのが一般的です。
保管場所のコードはどう決めればいいですか?
倉庫・工場内エリア・温度管理エリアなど管理単位に合わせて決めます。現場で使いやすい英数字2〜4桁が一般的です。
出典・参考
- SAP MM - Configuration(TutorialsPoint) https://www.tutorialspoint.com/sap_mm/sap_mm_configuration.htm
※本記事は上記の公開情報をもとに、アラディンテクノロジー株式会社編集部が独自に整理・考察したものです。内容は執筆時点(2026-08-27)の情報です。考察部分は当社の見解であり、特定の製品・導入を推奨するものではありません。